非常事態宣言を受けて
不急の診療以外は自粛(延期)を決定しました。
患者さん、スタッフ、スタッフの家族の事を考え一時的に閉院をする事も頭をよぎったのですが、やはり、歯が痛い人・困っている人は無視できません。
一部報道で、歯科医院は感染が危ない!
と言われていますが、歯科治療は元々それを前提で感染予防対策をしっかり行っています。
歯科医院で感染症が出たニュースってあまり聞いたことないと思いませんか?
歯科医院でインフルエンザ集団感染!とか
なぜなら、とっくに昔から「患者さん全員が感染症」だと思って診療しているからなんです。
よっぽど頭が固いケチな先生でなければ、今はどの歯科医院も患者さん毎に滅菌した器具やディスポーザブル製品を使って診療しています。はるか昔から診療台も毎回消毒してます。飛沫の事も考えて口腔外バキュームという超強力な空気清浄機も設置してあります。
なので、買い物に行くよりよっぽどキレイです。
カゴやカートや商品に不特定多数が触り(感染症で指から出血があった人が触ったかもしれません)、店内やお会計で感染予防意識の無い人がすぐ隣にいる事を想像してみてください。
なので、外食するよりよっぽどキレイです。
箸も食器も滅菌しているお店を私は知りません。(あったら素晴らしいです。申し訳ありません。)
高温で消毒している所はあると思いますが、小さいお店では洗ってるだけの所も多いはず。
(前に使ってた人は、感染症があって歯周病で口の中血だらけだったかもしれません。)
こんな事言い出したら、きりがないと思いませんか?
何もできなくなりますよ。
他の業種を批判したいわけではありません。
ただ、歯科医院の大多数は、感染予防の為に昔からかなりのお金をかけて対策している!
と声を大にして伝えたいです。
感染リスクはが高いのは、患者さんではなく医療従事者の方です。
最初に申し上げましたが、歯が痛くて困っている人は無視できません。
それなのに、そこに行ったらうつるから行くのやめとけ みたいな感じの報道には腹が立ちます。
それをよく理解して頂いたう上で、正しい報道かどうか見極めて頂けたら嬉しいです。
コロナは長引くと考え、
跡部歯科は現在さらに力を入れて感染防止対策を行っています。
現在は特にこの様な感染予防をしていますが、
スタッフも患者さんも人数制限をしている為、ガラガラの院内、待合室の雑誌の撤去や、キッズコーナーの遊具の撤去などの光景を見ていると悲しくなってきます。
様々な業種の皆様も自粛要請を受けて、苦渋の決断で対応中だと思います。
しかし、健康でいないとそもそも仕事が出来ません。
今も現場の最前線でコロナと戦っている医療従事者を思うとそんな甘い事は言っていられません。
それぞれが今できる最善策を行うしかありません。
情報量が多くて混乱してしまうと思いますが
今一度、落ち着いて様々な事を冷静に判断しましょう。
とにかく、一刻も早く事態が収束へ向かうことを心から願うばかりです。
GW明けに 日本、そして鎌倉に笑顔が戻ってきます様に。